「Writing だけスコアが上がらない」「何を書けばいいかわからない」——IELTS受験者の中で、最もよく聞く悩みがWritingです。
私もWritingが一番の苦手セクションでした。最初は5.0にも届かない状態から始まり、最終的にTask 2で安定して6.0以上を取れるようになりました。
この記事では、私が実践したTask 2の書き方の型・練習方法・よくある失点パターンを解説します。
この記事でわかること
- Task 2の採点基準と「何が評価されるか」
- 構成の型(テンプレート)とその使い方
- スコアが上がった練習方法
- 社会人でも続けやすい練習スケジュール
Task 2とは?基本をおさらい
IELTS Writing Task 2は、与えられたトピックに対して250語以上のエッセイを40分で書く問題です。
配点はTask 1(150語・グラフ描写)よりTask 2の方が2倍の比重を占めるため、Writingスコアを上げるにはTask 2の攻略が最優先です。
出題タイプは主に以下の4種類:
| タイプ | 例 |
|---|---|
| Opinion(意見論述) | Do you agree or disagree? |
| Discussion(両論提示) | Discuss both views and give your opinion. |
| Problem & Solution | What are the causes? What solutions can you suggest? |
| Advantage & Disadvantage | Do the advantages outweigh the disadvantages? |
採点基準の4項目を理解する
Task 2は以下の4項目で採点されます。それぞれ25点(Band 9換算)ずつ、合計で判定されます。
| 採点項目 | 内容 |
|---|---|
| Task Response(TR) | 問いに正確に答えているか・主張が明確か |
| Coherence & Cohesion(CC) | 文章の流れ・段落構成・接続表現 |
| Lexical Resource(LR) | 語彙の多様性・正確さ |
| Grammatical Range & Accuracy(GRA) | 文法の多様性・正確さ |
よくある失敗は「英語の難しい表現を使おうとする」ことですが、採点基準でまず重視されるのはTRとCC——つまり「問いに答えているか」「段落が論理的につながっているか」です。
難しい語彙を使う前に、まず構成を固めることが先決です。
基本の構成テンプレート(Opinion型)
最も出題頻度が高い「Do you agree or disagree?」タイプを例に、私が使っていた構成を紹介します。
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【段落1:Introduction(約40語)】
– トピックの背景を1〜2文
– 自分の意見(agree / disagree)を明示
【段落2:Body 1(約90語)】
– 主な理由1
– 具体例・補足説明
【段落3:Body 2(約90語)】
– 主な理由2(または反論への対処)
– 具体例・補足説明
【段落4:Conclusion(約40語)】
– 冒頭の意見を言い換えてまとめる
– 全体の要約
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合計:約260〜280語
この構成に沿って書ければ、Task Response と Coherence & Cohesion の基礎点は確保できます。
Introduction の書き方
多くの人が「書き出しで詰まる」と言います。
コツは、問題文の表現をそのまま使わず言い換えること(Paraphrase)です。採点官は同じ語を繰り返すことをマイナス評価します。
例:問題文
“Many people believe that social media has had a negative impact on society.”
Introductionの書き方例
In recent years, online platforms such as social media have become deeply embedded in daily life. While some argue that these platforms bring benefits, others contend that their influence on society is largely harmful. This essay will argue that the negative effects of social media outweigh its advantages.
ポイントは:
1. 問題文を言い換えて背景を示す
2. 「両論あるが」と前置きする
3. 自分の立場をはっきり示す
Body段落の書き方
Body段落はこの流れで書くと安定します。
Point(主張)→ Explanation(説明)→ Example(具体例)→ Conclusion(まとめ)
通称「PEEL構造」と呼ばれる型です。
例:
Firstly, excessive use of social media can have detrimental effects on mental health. [Point] Constant exposure to curated images and highlight reels of others’ lives may lead individuals to make unfair comparisons with their own circumstances. [Explanation] For instance, studies have shown that teenagers who spend more than three hours per day on social networking sites report higher rates of anxiety and depression. [Example] Therefore, it is clear that unrestricted social media use poses a serious risk to psychological well-being. [Conclusion]
この型を繰り返すだけで、採点官に「論理的な文章」と判断してもらいやすくなります。
スコアが上がった練習方法
ベストティーチャーでの添削練習
私が最も効果を感じたのは、書いたエッセイをプロに添削してもらうことです。
独学で練習しても、自分の「クセ」や「抜け」には気づきにくい。IELTS経験のある講師に採点基準に沿ったフィードバックをもらうことで、何が足りないかが明確になりました。
ベストティーチャーのWritingコースでは:
– 書いたエッセイをテキストで提出
– 採点基準ごとのフィードバックが返ってくる
– 時間が合わなくても非同期で使える
社会人にとって「いつでも提出できる」のは大きなメリットです。
詳しいサービス内容は「ベストティーチャーレビュー」をご覧ください。
毎週1本を継続する
週に何本も書こうとすると続きません。週1本・丁寧に添削を受けるサイクルが最も効果的でした。
練習の流れ:
1. 40分で書く(本番と同じ条件)
2. 提出・フィードバックをもらう
3. フィードバックをもとに書き直す
4. 次のトピックへ
「書きっぱなし」はほぼ意味がありません。フィードバックを受けて修正するサイクルが大事です。
よくある失点パターンと対策
① 問いに答えていない
「Discuss both views」なのに自分の意見しか書かない、といったミスです。問題文を40分間の冒頭で必ず読み直す習慣をつけましょう。
② 段落が短すぎる / 長すぎる
Body段落が1〜2文しかないと、説明不足で減点されます。PEEL構造で最低4文を目安にしましょう。
③ 同じ語を繰り返す
「important」「think」「people」など、同じ語を多用するとLRが下がります。言い換え表現(crucial / believe / individuals など)をストックしておくと楽になります。
④ 時間切れ
40分は意外と短い。Introductionに時間をかけすぎて結論が尻切れになるパターンが多いです。テンプレートを先に決めておくことで、考える時間を短縮できます。
まとめ
IELTS Writing Task 2 で6.0以上を取るための要点です。
- 採点基準を理解する:Task ResponseとCoherence & Cohesionが最優先
- 型を使う:Introduction・Body・Conclusionの構成を固める
- 添削を受ける:書きっぱなしにせず、フィードバックを受けて修正する
WritingはIELTSの4技能の中で最も「練習が成果に直結する」セクションです。正しい方法で続ければ、必ず伸びます。
他の技能対策については以下もあわせてどうぞ。


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